本ページはプロモーションが含まれています。
今となっては、タイヤのネット通販が市場に浸透していることもあり、アジアンタイヤからメジャーブランドタイヤまで選び放題の時代。
PC画面が日本全国のタイヤ販売店の窓口。
タイヤの選択肢があまりにも多く、タイヤ交換時にクルマ好きを悩ませます。
タイヤは消耗品ながら、決して安価なパーツとは言えません。そして、タイヤを交換してから当分は、そのタイヤと共に移動を重ねていきます。そこで、失敗が無いタイヤ選びをしたいもの。
今回、メルセデス・ベンツCクラス(W204)C200の新車装着タイヤからミシュラン・プライマシー3 PRIMACY 3に交換したので、その経緯とレビューをお届けします。
Here we go!
CクラスC200/W204のタイヤ交換
2018年1月現在、我が家のメルセデス・ベンツCクラスC200/W204のオドメーターの走行距離は34,000km台。
新車装着タイヤのブリヂストン トランザ/BRIDGESTONE TURANZA ER300の溝はまだ残っているものの、登録から7年が経過。
既にタイヤの賞味期限を過ぎていますし、タイヤのひび割れも見られます。
この写真↓では、サイドウォールのひび割れを確認できません。C200は太陽光が当たらない車庫保管ということもあって、紫外線の影響を受けていないのが理由なのかもしれません。
そこで今回、タイヤ交換を実施しました。
チョイスしたブランドは私的に評価が高い「ミシュランMICHELIN」。他のブランドは選択肢に入りませんでした。
ちなみに、静かなタイヤとして評判が高く定評があるブリヂストンのレグノREGNOを履いた経験が1度あります。確かにレグノは静粛性が高いタイヤながら、価格を含めたトータルバランスの観点から個人的にミシュランが好み。
では、タイヤ選びで押さえておきたいポイントを独断と偏見で呟いてみましょう。
いいタイヤとは?
今まで、数えきれないほどタイヤ交換を繰り返してきました。振り返ってみますと、記憶に強く残っているタイヤもあれば、そうではないタイヤもあります。
記憶に残っているタイヤ
管理人の記憶に残っているタイヤは、どちらかと言えばネガティブな印象が強いのです。
人の記憶は不思議なもので、剛性不足のタイヤやウエットグリップが低いタイヤ、パターンノイズが大きいタイヤ、空洞共鳴音が気になるタイヤ、妙に寿命が短いタイヤ等の記憶が残っているのです。
一例として、2代目20系プリウスの新車装着のBS/ブリヂストンタイヤは超エコタイヤでした。20系、新車装着のBSタイヤはケーシングとトレッドが共に硬く、燃費性能が極端に引き上げられた低燃費タイヤでした。
未だに覚えているのですが、20系プリウスのBSタイヤで雨の高速道路を巡航中、法定速度内でハイドロプレーニング現象を経験しました。
突如、フロントタイヤの空転が始まったのです。その時、降雨量が多いわけではなく、深いわだちを通過したわけでもありません。
その瞬間、アクセルペダルを戻してフロントタイヤのグリップ力が回復したものの、普通のタイヤでは有り得ない現象。法定速度内でハイドロの経験は1度もありませんでした。もちろん、タイヤの溝は十分残っていました。
このように、ドライバーをドキッとさせるようなアンバランスなタイヤは自分の記憶に鮮明に残っているのです。
あまり記憶に残っていないタイヤ
逆に、自分の記憶にそれほど残っていないタイヤは実はいいタイヤだと思います。
言い換えますと、トータルバランスが優れているタイヤはドライバーに違和感や不快感をほとんど与えません。一般公道でいいタイヤとは、人の感性を逆撫でしないタイヤだと思うのです。
タイヤはいつも黒子役に徹していて、いざという時はきちんと仕事をしてくれるタイヤ。
市街地走行から高速道路、ワインディングロード、路面温度が上がる夏と下がる冬、雨の日でもタイヤのグリップ力が安定していて安心感があるタイヤはいいタイヤだと思うのです。
日本は雨が多い国。管理人はドライグリップとウエットグリップのバランスがいいタイヤが好み。
今まで、それに該当するタイヤとしてミシュランMICHELINが挙げられます。では、ミシュランタイヤの特徴を書き連ねてみましょう。
ミシュランタイヤの特徴
・ユニフォーミティ(均一性→真円度)が高い。
・ケーシング設計が優れている。
・タイヤのコンパウンドだけに頼っていない。
・耐摩耗性が高い。
・ドライとウエットグリップのバランスがいい。
・プレミアム・コンフォートシリーズは乗り心地がいい。
・トータルバランスが優れている。
思いつくだけで、これくらいあります。
今まで、
他の自動車でミシュランMICHELIN
「Energy MXV8」
「Pilot Primacy パイロットプライマシー」
「ENERGY SAVER + エナジーセイバープラス」を履いてきました。
どれもトータルバランスが優れているタイヤ。
ミシュランタイヤのプレミアム・コンフォートシリーズとエナジーシリーズは多くのドライバーが納得するタイヤではないでしょうか。
ちなみに、某メーカーのコンフォート系タイヤを履いたところ、ウエットグリップがあまりにも低く、何回か危険な目に遭った経験もあります。
一時期、低燃費タイヤが注目を集めたものの、これは転がり抵抗を低減したタイヤ。タイヤのカタログで、転がり抵抗係数が「AAA」のタイヤはエコタイヤ。
タイヤの低燃費性能とグリップ力は相反するもので、極度に転がり抵抗を小さくしたタイヤは別の性能にしわ寄せがいきます。
タイヤに求められる数多い性能の中で、一つの性能を引き上げると別の性能が低下します。あらゆるタイヤの構成要素が二律背反の関係にあります。
タイヤは一見、黒いゴムの塊ながら、実際に履いてみなければ何も分からないパーツ。
革靴やスニーカーを購入して実際に歩き、走ることで、自分に合う、合わないが分かるのと同じです。
勿論、製品に対して人それぞれ好みの問題があるため、管理人の選択が必ずしも正しいわけではありません。
ただ、人からタイヤについて相談を受けた時、ミシュランMICHELINタイヤを勧めますね。(筆者はミシュランの関係者ではありません。)
通販の場合、ミシュランのプレミアムコンフォート/Premium ComfortやエナジーEnergyシリーズは決して高価なタイヤではありません。タイヤによっては、むしろ他の有名ブランドタイヤより安いくらいです。
ミシュラン・プライマシー3に決定
前置きが長くなってしまいましたが、今回、選んだミシュランは
「プライマシー3/PRIMACY 3」。
今まで、ミシュランのエナジーセイバープラス ENERGY SAVER+を履いた経験があり、上位モデルのプライマシー3/PRIMACY 3が気になっていたのです。
インターネットで注文した「ミシュラン・プライマシー3/MICHELIN PRIMACY 3」×4本は翌日に届きました。価格については割愛させていただきます。
タイヤサイズは「205/55R16 91V」でST(サイレンスチューンド)表記は無し。
ラウンドショルダータイヤ
ミシュラン、プライマシー3/PRIMACY 3はミシュランらしいトレッドパターンでラウンドショルダー。
タイヤ形状には「ラウンドショルダー」と「スクエアショルダー」の2種類があります。
どちらのタイヤ形状がいい、悪いという問題ではなく、ラウンドショルダー形状のタイヤの方が自動車の限界付近の挙動が穏やかになります。あと、タイヤの直進性が良くなります。
タイヤの速度記号
注文前に予めミシュランのオフィシャルサイトを閲覧したところ、ミシュラン・プライマシー3 PRIMACY 3のサイズ表記は「205/55R16 91W」となっています。
正規輸入品のプライマシー3の速度記号は「W」(最高速度270km/h)。
今回、注文したプライマシー3の速度記号は「V」(最高速度240km/h)ですから、輸入経路が違う製品なのでしょう。
Tire Brand | タイヤサイズ | 最高速度 |
プライマシー3
正規輸入品 | 205/55R16 91W | 270km/h |
プライマシー3
今回の購入品 | 205/55R16 91V | 240km/h |
トランザER300
新車装着品 | 205/55R16 91H | 210km/h |
純正の新車装着タイヤのBSトランザER300の速度記号は「H」で最高速度は210km/h。
今回、購入したプライマシー3と新車装着のトランザER300のロードインデックスは同じ「91」。プライマシー3の最高速度はトランザER300より30km/h上回る性能でタイヤ性能に問題はありません。
ST(Silence Tuned:サイレンスチューンド)
日本国内では、
「プライマシー3」
「プライマシー3 ST」
の2種類が流通しているようです。
ST(Silence Tuned:サイレンスチューンド)が付く、付かないでタイヤのトレッドパターンとTreadwear(トレッドウェア)、生産国に違いがあるようです。
※Treadwear
Treadwearはタイヤの摩耗性能を示すもので、数値が大きいほど摩耗しにくいタイヤ。
一例:Treadwear 200であれば、Treadwear 100の約2倍の耐摩耗性。
ミシュラン・プライマシー3
Treadwear:240
生産国:ドイツ(今回、届いたタイヤはロシア)
ミシュラン・プライマシー3 ST
Treadwear:340
生産国:タイ王国
両タイヤを履いて比較したわけではありませんけど、Treadwearの数値上
「プライマシー3」はグリップ力を確保したモデル。
「プライマシー3ST」は耐摩耗性と静粛性を重視したタイヤ。
もし、ミシュラン・プライマシー3/PRIMACY 3を検討中でしたら、予め両タイヤのキャラクターの違いを下調べして、好みのタイヤを選択したい。
今回、私はグリップ力を優先して「プライマシー3/PRIMACY 3」を選択しました。
ちなみに、C200の純正BSトランザER300のTreadwearは「320」。
GSでタイヤ交換
いつものガソリンスタンドに電話して、タイヤ交換の日時を予約しました。
予約日の2017/1/21、リヤシートとトランクに4本のタイヤを積み込んでガソリンスタンドに到着。
当日、来店客が多く、少々タイヤ交換の作業に時間を要したものの、無事に交換完了。
・タイヤ交換時のC200のオドメーターは34,190km。
・タイヤの空気圧は4本とも指定空気圧で250キロパスカル。
タイヤ交換の工賃
参考までに、今回のタイヤ交換の工賃は、
「4本の脱着 + タイヤバランス調整 + エアバルブ交換 + 古タイヤ処分費」で9,000円台。16インチタイヤの交換工賃としては、相場の範囲内だと思います。
タイヤ交換時、一緒にエアバルブの交換が必要です。
タイヤ交換時、エアバルブのゴムも経年劣化が進んでいます。バルブは安価なパーツのため、タイヤ交換時にエアバルブの同時交換がお勧めです。
新品タイヤの空気圧減少
タイヤの交換時、車種毎の指定空気圧まで空気を充填後、しばらく経過すると空気圧が若干(10~20キロパスカル)下がる現象が見られます。
この理由として、タイヤを構成するベルト部材が若干、膨張して馴染んでくるのが理由のようです。これは「タイヤが成長する」と言われます。
タイヤ交換後、1ヶ月以内に空気圧をチェックして、空気を充填することで安心して走行できます。
タイヤのネット通販の拡大
大手カー用品チェーンはタイヤの持ち込み交換は、お断りの店舗が多いようです。その点、ガソリンスタンドや整備工場はタイヤの持ち込み交換がOKの場合があります。
かつては、タイヤの持ち込み交換はお断り、または割高な交換工賃を提示する業者が多かったようです。しかし、これだけネット通販が浸透している今日、町のGSや整備工場は収益源の確保のために、タイヤの持ち込み交換を受け入れているのでしょう。
17や18インチ以上のタイヤになると、それなりの交換工賃になります。時代の流れとして、通販でタイヤを購入し、最寄りの業者さんにタイヤ交換を依頼する流れが強まっているようです。
管理人自身、2009年頃からタイヤはネットで購入していますし、店舗でタイヤを購入して交換したことがありません。
【注意】
アマゾンでタイヤ等の自動車部品、用品を購入し、最寄りのオートバックスで取り付けが可能です。なお、注意点として取り付けサービスの対象は国産乗用車の限定です。詳細はこちら。
さて、ミシュラン・プライマシー3のサイドウォールを良く見ると、
Made in RUSSIA(生産国、ロシア)の刻印があります。
大丈夫でしょうか?(笑)
プライマシー3のファーストインプレッション、レビュー
タイヤ交換後、店舗から道路へ走り出す瞬間、フレッシュな気分に浸ることができます。新しい靴を履いて、玄関から外へ歩き出す時の気分に似ています。
では、ミシュラン・プライマシー3/PRIMACY 3のファーストインプレッション、レビューを簡単にまとめてみましょう。
1.直進性が高い
まず、第一印象として、
ミシュラン・プライマシー3/PRIMACY 3は、とても直進安定性が高いタイヤ。荒れた路面であっても、C200は外乱をものともせずに矢のように直進していきます。
新車装着タイヤのBSトランザER300は路面の凸凹を通過してサスペンションが上下にストロークすると、何故か横方向の力が発生して、車体が微妙に左へ流れる癖がありました。所謂、左流れ。
Google検索すると、「メルセデスの新車装着MOタイヤは左流れがデフォルト」なんて情報が出てきますけど、本当なのでしょうか?
また、走行中に道路の轍(わだち)に差し掛かると、ステアリングが微妙に左右へ取られる癖もありました。この微妙な左流れとワンダリングはC200の納車時から感じられてきた現象だったのです。
ところがプライマシー3に履き替えて、トランザER300の癖がウソのように消えました。これは激変と言っていいです。
つまり、C200のサスペンション・アライメントに問題があったのではなく、新車装着タイヤに原因があったのです。これには目から鱗が落ちる思いがしました。
なお、新車に装着されてきたトランザER300の癖はたまたま個体差によるものかもしれません。C200に装着のER300は当たりではなかった可能性も考えられます。必ずしもER300は癖があるタイヤとは言い切れませんので、誤解が無いように付け加えておきます。
2.上質な乗り心地
ミシュラン・プライマシー3/PRIMACY 3の乗り心地は明らかにトランザER300より上。プライマシー3に履き替えると、あたかも毛足が長い絨毯の上を走行しているような印象を受けます。
自宅からほど近い、よく通過する橋と道路のわずかな段差を乗り越える瞬間、トランザER300は尖った突き上げを乗員に伝えてきました。一方、今回プライマシー3へ交換後、振動の角が丸くなり、乗員に伝わってくる振動が明らかにマイルドになりました。
ただ、ER300は新品から7年も経過していたためトレッドが摩耗し、タイヤ全体のゴム質が硬化していました。その分は割り引いて評価する必要があります。
7年前のER300の記憶を手繰り寄せてみても、ER300はサイドウォールとトレッドが共にしっかりしたタイヤ。かと言って、ER300はハイグリップ系のタイヤではありません。ER300はBSらしいキャラクターを持つタイヤと言えます。
3.パターンノイズが小さく静粛性が高い
ミシュラン・プライマシー3/PRIMACY 3はトランザER300より静粛性が高い印象を受けます。
もちろん、プライマシー3と古くなってゴム質が硬くなったタイヤを直接比較するのは酷ながら、ミシュラン・プライマシー3のパターンノイズを不快に感じることは無いと思います。
ミシュランタイヤのラインアップの中で、エナジーセイバープラス/ENERGY SAVER+があるものの、今までの経験上、プライマシー3の方が静かなタイヤと言えます。
ファーストインプレッション最後に
今回のタイヤ交換で思いを新たにしたのは、タイヤで自動車の走りは明らかに変わることです。
ミシュランタイヤのカタログのキャッチコピーは「クルマを変えずに走りを変える」。
このコピーに偽りは無いですね。
今回、何と言ってもタイヤ交換後の嬉しい誤算として、C200の直進安定性が大幅に向上したことです。これだけでも、プライマシー3/PRIMACY 3に交換して正解でした。もっと早い時期にプライマシー3に交換すべきであったと今、思います。
もし、CクラスW204のオーナーが車の左流れが気になるのであれば、タイヤに原因があるかもしれません。他のメルセデスでも同様、新車装着タイヤが悪さをしているかもしれません。
このプライマシー3/PRIMACY 3は快適性を優先させたプレミアム・コンフォートタイヤ。タイヤ交換後、ステアリングレスポンスが若干マイルドになりました。
タイヤに対して、より高い剛性とクイックなステアリングレスポンスと高いグリップ性能を求めるのであれば、
ミシュランの
パイロットスポーツ3/Pilot Sport 3
パイロットスポーツ4/Pilot Sport 4が選択肢に入ることでしょう。
今後、雨の日のウエット性能や高速走行性能、ワインディング性能、燃費について追記していく予定です。乞うご期待!
インプレッション – 高速道路編
高速道路を走行しても、プライマシー3/PRIMACY 3の高い直進性に変わりはなく、車が矢のように直進していきます。やや荒れている路面を通過しても、修正舵は不要。
パターンノイズが気になることはありません。
なお、一つ気になった点として、横風が強いと微妙に走行ラインが左右にずれる現象が起きます。これは、ほんの僅かなものながら、今までのBSトランザER300では無かった現象。
プライマシー3の正規輸入品は速度記号が「W」。それに対して今回、購入したプライマシー3の速度記号は「V」。
この速度記号の違いがタイヤ剛性の違い。
日本の法定速度以下の世界では何ら問題は無いものの、頻繁に高速道路を走行するのであれば、正規輸入品の速度記号「W」を選んだ方がいいかもしれません。
インプレッション – ワインディングロード
プライマシー3/PRIMACY 3からスキール音が出ない程度の速度で険しい峠道を走行中、タイヤのトレッド面があたかもタコの吸盤のように路面に接地している印象を受けます。
これは、タイヤのグリップ力が高いという意味ではなく、減速、ターンイン、加速を繰り返す中で、タイヤの路面に対する接地面の変化が少なく、ベタっと路面に接地している印象を受けます。
新車装着のBSトランザER300からはトレッド面の硬さが感じられ、例えば、コーナーリング中、道路と橋の繋ぎ目の段差で瞬間的にグリップ力が低下することがありました。路面が荒れていると、車体がわずかに横っ飛びします。
対して、プライマシー3はエンベロープ特性が優れているのか、トレッド面とサイドウォールが路面の段差を吸収し、瞬間的なグリップダウンがほとんどありません。
そして、山間部の継ぎ接ぎだらけの荒れたアスファルト路面を走行しても、乗員に伝わってくる振動は明らかに少なくなっています。
プライマシー3についてべた褒め状態なのかもしれませんけど、管理人はミシュランタイヤの回し者ではないことを付け加えておきます。(^^
タイヤは自動車との相性があります。そして、オーナーのタイヤに対する好みは人それぞれ。
タイヤに対して更なるステアリングレスポンスとグリップ力、剛性感を求めるのであれば、スポーツ性能が高められた
パイロットスポーツ3/Pilot Sport 3
パイロットスポーツ4/Pilot Sport 4
が適しているでしょう。
インプレッション – ウエット路面
雨の日のウエット路面を走行しても、平和そのもの。
プライマシー3はエナジーセイバープラスと同様、排水性能の高さを感じます。わざと路面の水たまりにタイヤを乗せてみても、車速の低下が少なく、ステアリングが取られにくい印象を受けます。
また、タイヤが横断歩道の白いトラフィックペイントを踏みながら右左折する時、唐突なグリップ力の低下がありません。
次に、ワインディングロードを走行中、よくカーブに段差舗装が施されています。
段差塗装とは、ドライバーに注意喚起するのが目的で赤茶色系の舗装が路面に等間隔に塗布してあります。
車がそのようなカーブに差し掛かっても、タイヤ全体が段差舗装の凸凹を上手く吸収しつつ、唐突なグリップダウンがありません。
今まで、市街地、高速道路、ウエット路面を走行してきたトータルな印象として、プライマシー3は上品でコンフォート性が高いタイヤ。
ただ、ドライバーによっては「もうちょっと、タイヤのサイドウォールの剛性を上げてもいいのでは?ステアリングレスポンスがUpするし。」と思うかもしれません。
だったら、正規輸入品のプライマシー3を履きましょう。正規品は速度記号が「W」のため、剛性面で上でしょう。もしくは、パイロットスポーツ3/Pilot Sport 3。
高速走行時の安定感やワインディングロードでの足回りのしっかり感を求めるのであれば、正規品の「91W」をお勧めします。
高速道路や都市高速にあまり乗らないのであれば、MICHELIN PRIMACY3 205/55R16 91Vで不満は少ないのではないでしょうか。
ちなみに、個人的には「91W」の方が好み。
以上、プライマシー3のキャラクターがだいぶ分かってきました。
タイヤのキャラクターを言葉で表現するのは難しいもので、管理人ことMr.が伝えたいインプレッションの半分も表現できていないかもしれません。
あとは、行間を読んでいただいて汲み取ってください。
ドリキン土屋氏が3種類のミシュランを比較
ドリキン土屋氏がミシュランの
パイロットスポーツ4(PILOT SPORT 4)
パイロットスポーツ4S(PILOT SPORT 4S)
パイロットスポーツカップ2(PILOT SPORT CUP 2)
の3種類を履いて筑波サーキットコース1000でインプレッション。
ミシュランを履く車両はBMW M240iとM2。
【Amazon】
MICHELIN PRIMACY3/ミシュラン・プライマシー3
【楽天市場】
MICHELIN PRIMACY3/ミシュラン・プライマシー3
ネット通販で購入したタイヤの取付店はこちらで調べることができます。
交換工賃等は、希望の整備工場へ問い合わせフォームにてお問い合わせください。(車検証をご用意ください。)
[関連記事]