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かつて、カー用品店では、複数のカーオーディオ・メーカーがしのぎを削っていました。
当時、自動車のインパネは1DINや2DINのカーオーディオ・ユニットをインストールする前提でデザインされていた時代が思い出されます。
時代と共に、純正カーオーディオが車載カーナビとオーディオシステムに組み込まれている車両が増加しました。
欧州の高級車の多くは、カーナビとオーディオ、TV等のエンターテイメントと車両設定メニューがシステムに組み込まれているため、もはや手を出すことが不可能。
そのような背景から、管理人は純正システムを尊重するスタイルで電源部を強化するのが今流のカーオーディオチューンだと考えています。
音をまとめるのが難しいカーオーディオ
時代と共に、自動車のカーオーディオとカーナビは予めインパネにビルトインされている設計が増加しました。
オーディオソースは、
カセットテープ → MD or CD → DAP(デジタル・オーディオプレーヤー) or スマートフォンという変遷をたどってきました。
USBメモリに音楽ファイルを入れて、カーオーディオを鳴らすのも良し、スマホからBluetoothでカーオーディオに音を飛ばすのも良し。(音質は良くないけど。)
スマホやiPodとカーオーディオをケーブルで接続してもOK。
音楽情報のデジタル化により、オーディオソースの取り扱いが楽で便利になりました。
カーオーディオマニアの減少
かつて、カーオーディオにこだわるマニアが存在していました。しかし、今となってはそのような層は減少し、もはや少数派ではないでしょうか?
The reason 1
カーオーディオとカーナビがインパネにビルトインされた車が増加し、容易に手を出せなくなったのが理由の1つ。
The reason 2
自動車に高価なカーオーディオ・システムとスピーカーを奢っても、耳に入ってくる音は期待ほどではなかったのが2つめの理由ではないでしょうか?
この理由が結構、大きいと思います。
管理人が20代の頃、カー用品店で純正のSONY製カーオーディオ(カセットデッキ+CDプレーヤー)からPioneerの2DINデッキ(7~8万円くらい)に交換したところ、明らかな音質低下を耳と肌で感じた苦い経験が記憶の片鱗として残っています。
その時、確かスピーカーとツイーターも同時交換したのです。
カーオーディオに大金をつぎ込んでも、「エッ?こんなもん?」だとショックが大きいのです。
車にカーオーディオ・システムをインストールしても、それで完了ではありません。
いい音を出すためには、ドアのデッドニングからスピーカーのインストール、イコライジングまで、深い専門知識と施工ノウハウが必要です。
これは、難易度が高い、音職人の世界。
カーオーディオのインストールと音職人のプロ仕事は別なのです。
それを具現化するための専門家と職人は共に多くはなく、「高級カーオーディオ=高音質」のイメージだけが先走りしていたのが時代の背景にあったのです。
DIY派のデッドニング素材
DIY派のための素材屋。
デッドニング用の防音対策の遮音シート、防音シート、制振シート、吸音シート、遮音鉛テープ等。
劣悪な環境下で音を鳴らすカーオーディオ

そもそも、走行中の車内はノイズだらけ。
・エンジン音
・タイヤのパターンノイズ
・ロードノイズ
・ボディの風切り音
・ボディパネルからの共振音(ミニバン等)
高級車ほど各ノイズが小さくなる傾向はあるものの、走行中、車内に入ってくるノイズはゼロではありません。更に、シートや内装部材は音を吸収し、窓ガラスは音を反射します。
しかも、パッセンジャーの耳に届く音には、左右差があります。これほど劣悪な環境の中で、いい音を聴きたくても自ずと限界があります。
カーオーディオは脇役
そもそも、管理人はカーオーディオは主役ではなく、脇役的な存在だと思っています。
・AMやFMラジオで情報や音楽を聴く
・好みの音楽をBGMとして聴く
・ドライブ中の気分を高めるため
・言語学習のため
ドライバーは運転中、運転操作に集中しているため、スピーカーからの言語情報や音楽はサブ的な存在。
仮に、スピーカーがいい音を出力しても、あれこれと邪魔が多く、音がかき消されてしまうのがカーオーディオの世界。
例えば、
乗降客が多い駅前の交差点は自動車やトラックのエンジン音やホーンの音、歩行者用信号機の電子音、店舗のBGMや呼び込みの声、通行人の足音、風音がミックスして騒音が渦巻いています。
そのような環境でいい音を聴こうとしても、到底無理があるのです。
Cクラス/W204のカーオーディオの音質

純正カーオーディオはコスト制約の下、車種毎に音を上手くまとめている印象を受けます。
1990年代までのメルセデス・ベンツのエンターテイメントに属するカーオーディオは、おまけ的な存在でした。その後、時代がメルセデスを変え、時代と共にエンターテイメント性能がブラッシュアップされてきました。
メルセデス・ベンツCクラスC200/W204の純正カーオーディオの音質は若干、低音がブーミーではあります。
この点は、BassとTrebleを調整すれば、ある程度、好みの音に近づけることは可能。決して、不快な音ではありません。
少なくとも、CクラスW202の時代と比べると、近年のメルセデスのスピーカーを含めた音質には隔世の感があります。W204の純正カーオーディオの音質は低音域においては、明らかにCクラスW205より上。
管理人Mr.が長年、愛用しているiPod classic 160GBはアップルとしては既に役目を終えているモデル。しかしながら、未だ現役。iPod classicは未だ人気が高いのか、中古市場でプレミアム価格で流通しています。
かつてのiPhoneはメモリ容量が小さかったため、管理人はiPod classicはデジタルオーディオプレーヤー専用機として両機を使い分けていました。iTunesにCD情報をWAV形式でインポートしていることもあり、従来のiPhoneでは容量が小さすぎたのです。
しかし、iPhone 8から256GBメモリを選択できるようになり、iPhoneへ音楽情報の一元化が可能になりました。
カーオーディオにiPhoneやiPodを接続することで、ファイルの圧縮形式、非圧縮形式の違いはあれど、それなりの音質を車内で簡単に実現できます。
スピーカーに木工用ボンドを塗布
スピーカーのコーン紙に木工用ボンドを塗布すると、低音の量感がアップするのは知られたチューニング方法。
なるべく木工用ボンドを薄く均一にスピーカーに塗布します。但し、このチューニングは失敗できないため、自己責任となります。
カーオーディオの音質とカーバッテリーの関係

カーオーディオの音質とバッテリー性能の関係について、かねてより否定、肯定意見を含めて様々な意見が飛び交ってきました。
「それは、プラセボ効果」
なんて意見もあるようです。
カーオーディオに限らず、オーディオの音は主観的な感性に左右される世界。音のいい悪いは、リスナーの音の好みと聴力によっても左右されます。
とかくオーディオの世界は奥が深く、謎が多い世界。うんちくに関しては、その道のマニアや専門家に譲ります。音楽業界では自宅に「マイ電柱」を設置する人もいますし。
いずれにしても、音質に絶対的な指標は無いもので、自分が心地よく感じる音がいい音ではないでしょうか。
無視できないバッテリー性能
管理人の考えとして、カーオーディオの音質とバッテリー性能は無関係ではないと思います。
イキのいい高性能バッテリーを搭載すると、低音域が豊かでレスポンスの良さを感じます。
カーオーディオの音質にこだわるオーナーは、
湿式バッテリーからオプティマ・レッドトップ/OPTIMA RED TOPやイエロートップ/YELLOW TOPバッテリー、オデッセイ/ODYSSEYバッテリー等のドライバッテリーに交換するのが昔からの定番メニュー。
ドライバッテリーはAGM(Absorbed Glass Mat)バッテリーとも呼ばれ、鉛バッテリーの中で最も信頼性が高い高性能バッテリー。
詳細は、当ブログ内のこちらのページで。